前回 彼女にLINEで送りつけた超凶悪動画がこちら
彼女が有給をとったため、土曜日デートが実現。
場所は岡山県南東部、瀬戸内市の、「日本のエーゲ海」こと牛窓地区。
Wikipediaによると、
「江戸時代は岡山藩の支配地となり、参勤交代一行や朝鮮通信使の停泊港・宿泊地とされ、造船の町としても栄えた。明治時代以降は、陸上交通の拡大に伴う瀬戸内の海上交通の縮小によって衰退した。近年はマリンスポーツの好適地として発展し、温暖な気候を生かしたオリーブ栽培や、海に沈む夕日の景勝と相まって、『日本のエーゲ海』と呼ばれている」
牛窓デートのルート
A:港の中のキッサテン
牛窓ヨットハーバーの2階。外階段をあがり廊下に入ってすぐ左手にある。
店をスルーし、廊下をそのまままっすぐ行けば、海の見えるバルコニー。
店の窓からのヨットハーバー。風が強く、ヨットの帆があちこちで激しくはためいている。
陸では、太鼓腹のプロレスラーみたいなおっさんが、自転車をキコキコこいでいる。上半身裸でスキンヘッド。日にやけて、まっくろだ。自転車が異様に小さく見える。
彼女視点から。
もしもここじゃなくて、窓のむこうのヨットの上だったら、風で激しくはためきそうなほど、脂肪をたっぷりと蓄えた中年男性。引きこもりらしく、青白い。たまには自転車でもこいだほうがよさそうだ。
メニューはたったのふたつ。
ふたりとも「牛窓ハモカツカレー」を避け、「地魚のフライ定食(1,760円)」を選択。
ハモ、鯛(?)、イカ、車海老。いちばん左は「コノシロ」のメンチカツ。
はっきりいって高いが、ほくほくでうまい。こんなに魚が美味しく感じたのは、はじめてかもしれない。
「食後のコーヒーと小さなおかし」
「地魚のフライ定食(1,760円)」の追加セットメニュー。コーヒーは雑味がまったくなく、たしかにうまい。
プラス550円(しめて2,310円なり)を高いと見るか、安いと見るか。
食後、最近読んだ森博嗣のミステリー小説『笑わない数学者』で、高名な数学者が小学生の女の子に出した問題を、彼女に出題。
「円の中心から、円をまたがないで、外に出られるかな?」
大人である彼女の回答は、
「えーーーーーーーーーーっ? 穴を掘るとか?」
のみであった。
つづき 6/8 彼女と牛窓デート #2 「しおまち唐琴通り」
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