初回 8日間の日数制限内にOmiaiからLINEへ。デートへ。そして伝説へ

前回 カラオケデートで彼女が歌った曲・おいらが歌った曲


彼女が住んでいる倉敷市と、おいらが住んでいる岡山市を交互に行き来している我々。


今日は岡山の番だったが、天気予報が悪い上に、めぼしいデート場所も思いつかず。


なのでデート前日の昨日、おいらんちでのおウチデートを提案。


びっくりする彼女。


実家ぐらしのおいらんちにあがるということは、母ちゃんと対面するということ。


母ちゃんへの根回しをちゃんとしてあるからと伝えると、「なんかドキドキするな~」といいつつも承諾。


予想どおり、母ちゃんへの根回しは少々てこずった。


じつはいちど、断られているのだ。


元彼女のNさんと会わせたとき、いい印象を抱かなかったせいだろう。「彼女と結婚するって決まったのならいいけれど、どうなるかわからん人を次から次に連れてこられても母さん困るよ」と。


でも今回は、お金にシビアな母ちゃんの性格につけいり、外でのデートはお金がかかって大変なのよとアピールしてなんとか了承をとりつけたのだった。


彼女と母ちゃん、双方の負担を軽減するために、挨拶だけでいい、おたがい構わなくてもいいと伝えておいた。


そうはいっても、彼女はばっちり菓子折りをもってきたが。


で、母ちゃん「も~、そんな気ぃ使わなくていいのに~。でもありがとうね。じゃあ、せっかくだからみんなで食べましょうか。コーヒー入れるわね」


今日に限って、1年360日ボーリングに行ってる父親も家にいたのでしかたなく呼ぶと、ガラにもなくすげーもじもじしてやがんの。


「そんなに緊張することなかろうに」


「いやあ、はじめて会う人だからね、やっぱり。えと、もう挨拶もしたからワシ、部屋に戻ってもええかな?」


一方、母ちゃんはというと、彼女の緊張をほぐそうと、「お気遣い無用の母親」アピール。


「ほんと、気ぃ使わんでいいからね。これの弟の嫁さんも、来たら遠慮なく我が家みたいにリラックスしてるんだから」


「あはは。ありがとうございます」


しゃべる割合は、母ちゃん・彼女、7・3くらい。


思ってた以上に打ち解けた雰囲気だったが、そうはいっても初対面。あまり会話を長引かせるのもストレスかと10分くらいでおいらがぶった切る。


それから、彼女とおいらは、おいらの汚部屋へ。


菓子をつまんだり、いちゃついたりしながら(もとい、おいらが彼女にちょっかいだしながら)、アマプラでファンタスティック・ビーストを2本視聴。


いい時間になったので、外で晩飯でも食べようと一階へおりると、母ちゃんが「カレー作ったんだけど食べてく?」


彼女が帰ったあと、「母さん、今回の彼女、どうだった? むずかしそうな感じしなかったでしょ?」


「ほんわかしていい感じだったね」


おいらは彼女の帰宅時間を見計らってLINEを送った。


無事に帰宅できたかな?
今日は緊張のなか家にいてくれてありがとう。でも途中からけっこう馴染んでたよね笑


ただいま無事に到着しました〜

こちらこそ、今日はまっさ家で色々楽しく過ごさせてもらってありがとう
まーくんのご両親との初対面はやっぱり緊張したけどね
確かに、途中から何か馴染んじゃった感じかも💡
まっさ家の受け入れ感ハンパないんだもの


おかえり! 運転おつかれさま!

楽しめたのなら良かった。まっさ家の面々も君にすぐ慣れた様子だったよ。母ちゃんは、ほんわかしていい子だねって言ってたよ。

またお家デートしよう!


まーくんのお母さん、サッパリした感じで話しやすかったよ
お父さんのシャイな感じもちょっと可愛らしかった


そんなに気安く行っていいのかまだ分からなかったりだけど、またお家デートあってもいいね✨


つづき はじまりはいつもASKA