初回  withとペアーズの区別がつかなくなってる中年男性(43)
前回 3日ぶりに返事をかえしてきた乙女の急なリクエストとは?


みゆきさん(38)
  • 8月17日にマッチング。
  • 顔写真あるけど超ピンボケ。でも笑顔で明るそう。
  • 土日休みの会社員。

2回目の電話は、1回目の電話から30分後にかかってきた。


結婚に関する実際的な質問をされた。ようするに、おいらが結婚相手としてふさわしいか見極めるための口頭試問である。


――結婚願望はあるか?(私は強い願望をもっている)

いい人が現れればしたい。誰でもいいからなにがなんでも結婚したいというわけではない。


――子供はほしいか?(私はぜったいにほしいと思っている)

いてもいいし、いなくてもいい。子供は授かりものなので、なにがなんでもほしいとは思わない。できなければ夫婦ふたりで仲良く暮らせればいい。逆に子供はぜったいほしくないとも思わない(子供がいれば家庭がにぎやかになるので)。


――奥さんには働いてほしいか?(夫には、私が専業主婦か短時間のパートになることに寛容であってほしい)

YES。


――なぜ働いてほしいのか?

そのほうが経済的な余裕ができるから。


――あなたはそんなにもお金を使っているのか? 何に使っているのか?

とくにお金は使ってない。あえて言うなら食費に一番お金をかけてる。逆にあなたは、お金をなにに使っているのか?


――食費や酒代もけっこうかかるが、服が好きなのでたくさん服を買う。それにこの年にもなれば美容にもお金がかかる。男性が思っている以上にかかる。

(なのに専業主婦希望なのか・・・)


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おいらが奥さんにも働いてほしいと言った瞬間、みゆきさんのテンションが急降下。


それまでとはうってかわって、沈黙が降りる降りる。


1回目の電話のあと何度も何度もおかわりしようとしてきたのに、2回目の電話は30分きっかりで終了し、おかわりなし。


みゆきさんが求めている男性の条件は判明しただけで以下のとおり。
  • 清潔感があって、
  • コミュニケーション能力があり、
  • 子供を希望していて、
  • しっかり正社員として働きそれなりに稼いでいて
  • 専業主婦をさせてくれて、
  • でも自分が服や美容にお金をかけても文句を言わない

40歳すぎて火事場状態のケツをふりながら彼女探しに奔走してるおいらが言うのもなんだけど、これだけ要求するのなら、もっと早く勝負をかけるべきではなかったかしら。