一人の時間が欲しい彼女、ノーストレスで「理解」する彼氏


初回 ペアーズ26日目 バツイチさつきさん(37) #1

前回 乙女との交際は、「楽しい」だけじゃない


【彼女との馴れ初め】
  • 2022年8月23日、ペアーズでマッチング。
  • 同年9月3日、初めての対面デート(サイゼリヤとカラオケ店)。カラオケ店で交際OKの返事をもらう。

「わたし、一人きりになる時間がどうしても必要なの。でないと生きていけないの」


と彼女はいう。


たとえば、土日休みで、土曜日に誰かとデートしたり遊んだりしたならば、日曜日は誰とも会わず一人でゆっくり過ごしたいというのだ。


また、たとえ土曜日にデートしたり遊んだりしてなくても、「美容室に行く」なんてイベントごとがあったら、やはり日曜日は誰とも会いたくなくなるという。


でないと、体力的にも精神的にもしんどいと。


というわけで、今週の土曜日に美容室に行く彼女は、とても申し訳なさそうに、日曜日に会えないことを通告してきた。


「べつにま~ちゃんと会いたくないってわけではないんだよ。ま~ちゃんのことはほんとに大好きだよ。それだけは信じて欲しい」


おいらは答える。「あ~、わかる。俺も土曜日どっか行ったら、日曜日は家でゆっくりしてたいもん。了解しました。もちろん、俺のことが大好きだってことも、ちゃあんとわかってるよ」


そのとき、残念だな、という気持ちはわいてこなかったし、「美容室が終わったあとちょっとだけでも会えない?」みたいなことも思い浮かばなかった。


なんというか、平然としすぎているのだ。


もちろん、おいらが、一人で過ごすのがぜんぜん苦じゃない人間であり、誰にも邪魔されない時間が必要なのも同じなので、彼女の言わんとしてることがわりと理解できるってのはある。そりゃそうだろうな、と。


でもこの平然っぷりは、なんか異常な気もしないではないのだ。


付き合いたての彼女と二週間会えないってのに、ノーストレス。


なんとなく後ろめたい気持ちになってるせいか、LINEや通話で彼女にかける言葉が、いつにもまして優しくなっている気がするのはナイショだ。

つづき 彼女「同棲したいけれど、一人時間は欲しい。それぞれに個室を」