困ったことに、まっさ家の食卓は肉っけに乏しい。


「肉食べたい欲」がだいぶ涸れてしまっている70過ぎの母ちゃんが料理を作ってるので、肉っけのない「年寄り食」のエンカウント率が異常に高くなるのは、これ必定なのだ。


肉料理を食べたいなら自分で買いに行くしかない。


ということで、休日の朝にはスーパーに行って肉惣菜を買う。


ついでに、牛豚の合いびき肉が100gあたり98円になってないか確認する。


さらについでに、「1,000円以上お買い上げのお客様お一人様1パック限り」の98円のバラエティたまごがないか確認する。


これらは以前に母ちゃんから買うように頼まれたことのある品々だが、いつからか頼まれなくても買うようになっている。


むろん、そうすると母ちゃんが喜ぶからというのもあるが、安い商品を見つけることに快感を覚えるようになってしまっているのが大きいのだ。


そんなおいらのYASUIセンサーに最近引っかかった商品が、スジャータの「家族の潤い 野菜と果実」である。


おいらが愛飲していた「野菜一日これ一杯」の半額以下の値段なのに、同じくコップ一杯で一日分の野菜がとれちゃうのだ。


例えるなら、デートで高級店ばかり行きたがる彼女にうんざりしていたところ、同じくらいの可愛さの乙女にエンカウントして、「いっしょにサイゼリヤ行こ?」って誘われたようなものだ。


むろん、乗り換えたよね。


で、今日の昼もいつものように
「野菜一日これ一杯」との差額を想い噛み締めながら家族の潤い 野菜と果実」を飲もうとしたときに、ふとパッケージの文言が目に入ったのよ。


こんな文言である。

野菜一日これ一杯?「家族の潤い」でお金と栄養を節約01

「1日の不足分の野菜(70g)」


「え?」と思って他の面を確認してみると

野菜一日これ一杯?「家族の潤い」でお金と栄養を節約02

※「健康日本21」(厚生労働省)の1日の野菜摂取目標量350gに対して「令和元年国民健康栄養調査」(厚生労働省)の野菜類1人1日当たり平均摂取量280.5g(20歳以上、男女計)の差を不足分としています。

えーと。


つまり、コップ一杯飲んでとれる野菜の量は、「野菜一日これ一杯(350g)」より280gも少ない、たったの70gってこと?


つまり、値段は1/2で、とれる野菜量は1/5ってこと?


とどのつまり、安物買いの銭失いってこと?


例えるなら、サイゼリヤで楽しく食事してるときに新彼女が急に神妙な面持ちになり、「実は・・・」と首の下に手をのばしてべりべり
っと覆面マスクを剥ぎとって見せた素顔が、元彼女の1/5以下の可愛さだったみたいな。


むろん、元サヤだよね。


でもやっぱり、「サイゼリヤでもいい、いやむしろサイゼリヤがいい」っていってくれる、美女とエンカウントしてみたいものである。


加えて、肉食系だったら、なおいい。


なぜなら、ご承知の通り、まっさの食卓は肉っけに乏しいからである。


おいらの「肉食べたい欲」が涸れてしまう前に、ぜひ。


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