記事:文章に細かい男。で読者のupward氏からこんなコメントをいただきました。


反論(意見)するのは勿論大切だけど、今回のは「女性側(あなた)の貴重な意見ありがとう!参考になりました。そういう考えもあるんですね」くらいに言えばマッチングアプリのトークでも流用できちゃうんだよな〜
(念のためだけど、まっささんの反論自体はわかるからそこにケチ付けるわけじゃないよ笑)

せっかく女性のコメントもあるんだから、その人達をマッチングアプリでマッチした女性だと思ってコメント返してみるのもいいかもね!


さて、どう答えたものかと考えながら文章を書いていくうちに、ブログの根幹に関わる話、ひいてはブログ運営のスタンスにまで話が発展しちまいました。


当ブログ開始から828日目。気づけば多くの人に読まれるまで大きくなっていた。そろそろそういう話をしてもいい頃合いだったのかもしれんの。


おいらはこう答えた。



upward氏、いろいろ気を使ってくれてありがとん!


ただ、気を悪くしないでほしいんだけれども、ブログでそれをやるつもりはないのだ。


それやっちゃうとおいらのブログじゃなくなっちまうからである。


このブログのコンセプトは、ブログタイトルのとおり、「おいらという窓を通すと世界はこんなふうに見えますよ」ということを、面白おかしな(つもりでいる)読み物を通じて提示することにあるのだ。


その奇妙にねじくれた世界の歪み方が気に入らなくてひどく腹を立てたり、ひとこと言ってやりたいって人も当然出てくるのだけれども、その歪みこそが、このブログの唯一の”売り”なのだ。


で、練習のためとはいえ、そういうコメント返しをしていると、その売りが薄まっちまう。損なわれちまう。


だからやらないのだ。


その歪みがたまらないという人には「ありがとう」だし、気に入らないという人には「ごめんなさい。でもこういうスタイルなので」だし、不快になることがわかっているのに何度もやって来ては文句を垂れてくる人には「知らんがな」ということになりまする。


こういうスタンスでこれまでもやってきたし、これからもやっていこうと思いまする。


それで良ければ、ひきつづきよろしく。