(ニューススタジオの映像)


七三の男性アナ「こんばんは。KTCニュースナイト、宮尾さがるです。


マイッチングアプリで返信に困るようなメッセイジを送ってくる女性が大量発生している問題で、全国の男性Pairs/Omiai利用者が頭を抱えています。


また、女性たちによる突然の返信サボタージュ被害も全国各地で多発しており、サクラではないかと男性たちは疑心暗鬼になっています。


それでは中継をつなぎます」


(中継現場に画面が切り替わる)


記者「はい。えーあー私は今、岡山市内の男性Omiai利用者Mさん宅にお邪魔しています。Mさん、よろしくお願いします」


M「よろしくお願いします」

返信に困るメッセイジを送る女性が急増



記者「・・・。えーあのー、MさんはOmiaiでマイッチングした女性とライーンをしていたところ、女性から困ったメッセイジが送られて来たそうですね?」


M「はい。職業訓練校に通ってる女性で、いま卒業制作に取り組んでいるというので、激励メッセイジを送ったんです。そしたらこうですよ。」

返信に困るメッセイジを送る女性が急増01

記者「なんと!? スタンプ一つだけですか!? これは返信に困りますねー」


M「ピリオドって感じです」


(画面が切り替わってマイクを向けられている男性の映像)


(ナレイション:この現象について、このスタンプを作ったはんこ店の店主は戸惑いの色を隠せない)


はんこ店店主「あの、一部の女性が返信をスタンプひとつで済ましてるってやつでっしゃろ? もうね、アジャパーって感じですわ。ほんまかと。


うちのカミさんに内緒でね、副業でこのスタンプを作ってる時はね、これが文通の起爆剤になって、みんなが笑顔になるんだって心持ちでいたんですよ。


それがね、やりとりの終止符に使われるなんてね、たまげましたわ。まったくの想定外でしたわ。


もっとたまげたことに、わてもこないだイロにそれやられましてね。がはは!


さらにぶったまげたことにカミさんにそれがバレましてね。離婚届にはんこつけぇ言われてますわ。自分で作ったはんこがこんなに活躍するとはね。ほんまなにがどうなるかわからんもんですな。がはは!」



(ニューススタジオの映像。いつのまにか七三が消え、女性アナに交代している)


女性アナ「中継で一部不適切な発言がありましたことをお詫び申し上げます。


では、今日はこんなところです。また明日。


返信に困るメッセイジを送る女性が急増02




つづき
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