【交際編】前回 本日のランチデート Cafe ぶりきのらいおん(倉敷)


土曜日の昨日のこと。



ランチは外食したので、晩ごはんは彼女んちでいっしょに作ろうって話だったんだが、夜になって彼女が「ご飯を作る気力がわかない」って目をこすり出した。

「マー君、お米炊くの上手だから任せるよ。お腹すいてる?」

「そんなにはすいてない」

「じゃあ高菜があるから、それでご飯を食べよう」


だが、炊飯ジャーがピーピー鳴ったとき、彼女が

「マー君、お味噌汁が食べたぁい。作ってぇ」

と言い出す。


ついこないだ、男は女を庇護すべきであるとのたまう彼女に

「もっと対等な関係でいこう。男だからこう、女だからこうってのは極力なしにしよう」

って説教した手前もあったのでキッチンに立ち、「Massa's Kitchen」開幕。


鍋に水と昆布を投入し、いざコンロを点火!


・・・しようとしたんだが、つかないんだなこれが。おいらが知ってるガスコンロの点火方法と違ってるのよ。


昔は下の写真みたいな丸いつまみを押し回して点火するタイプだったよな?

ガステーブルの進化とチンパン脳01


ところが、彼女んちのガステーブルのスイッチはこうなのよ。

ガステーブルの進化とチンパン脳02


ホワッツ?


とりあえずいちばん右のスイッチを押し下げてみるも、つかぬのだ。

「ちちち」っと音がするだけだ。


今度はいちばん左を試す。

「ちちち」

ホワッツ!? みっつのコンロバーナーが同時に火花を散らしてる!


とまどいながら、もういちど同じスイッチを試す。


・・・ついた! ただし、フライパンがのってるべつのコンロバーナーである。


なるほろなるほろ。


その右隣のスイッチでようやく目的のコンロバーナーを点火できた。ついで、スイッチの上のスライドノブで火力調整できることも確認。


おいらもやればできるじゃん? ふふん。


こうして、もやしとわかめの味噌汁が完成。出汁をとった昆布はみじん切りにして、オリーブオイルと醤油を垂らして付け合せに。

彼女からも好評をえた。


翌日の深夜1:18に彼女からLINEが来てた。

「さっき目が覚めて気づいたんだけど、魚のグリルが火つきっぱなしだったよ・・・」

つづき 夜の美観地区を散策デート