【交際編】前回 女を見る女の眼は冷徹!彼女との初会談を終えた母ちゃんのコメント


「昨日は私から連絡なくてさみしかった?」


と彼女からLINE。


「昨日はそんなにさみしくなかったよ」

って入力するも、送信前に考え直す。なんでも馬鹿正直に書くもんじゃない。


「ちょっぴりね」

も駄目だ。「ちょっとだけなの?ぷんすかぷん!」コースぞ。


だからと言っておおげさに書くのはおいらのスタイルじゃない。

考えあぐねたすえに送ったのはコレ。


「うむ」


「てへ」


どうやらそんなに悪くない回答だったようだ。彼女いない歴=年齢(40)だったおいらも少しは成長したのだ。


「早く会いたい!」


「土曜日会えるよ」
「おれも会いたいよ」


「あと三日も会えない。待てないよ!」


「三日なんてあっという間さ」
「おれも待ち遠しいよ」


「マー君と毎日会いたい!」


「家が近かったら毎日会えるのにね」


「マー君のイジワル」


「え?」


「イジワル」



べつにおいらはすっとぼけていたワケではない。ほんとに、彼女が言ってる意味がワケワカメだったのだ。いやマジで。

意図に気づいたのは翌日のこと。自分自身のあまりの鈍感さに愕然としたおいらなのであった。。


つづき 本日のデートコーデ(焼肉)