作り笑いで健康に?病気のリスクが2倍に?意外な効果をご紹介!

やあ、おいらですぞ。

おや、おまいさん、なんか疲れた顔してまするな。

なになに、最近いろいろと余裕がなくって、まわりからも笑顔がなくなったねって言われるって?

うむ、大人になった証拠ですな。ある調査によると、子供は一日平均400回笑うのに対して、大人はなんと13回だそうな。

大人になるといろんな雑念が邪魔して、素直に笑うことができなくなるものなのだ。

作り笑いやら愛想笑いは増えるけどな。

でもな、実は作り笑いって健康にいいんだぜ? もちろん上司とか取引先とかにする、対人的な作り笑いのことじゃない。ひとりでするつくり笑いぞ。

これならどんなに余裕なくてもサクッと実践できるでそ?

それじゃあ、なぜ作り笑いでも効果があるのか。んで、具体的に身体にどんな良い影響があるか、さっそく説明していくぜ!

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作り笑いでも、脳はほんとに笑ってると錯覚する

「楽しいから笑う」。これはまぁ当たり前だわな。

では、「笑うから楽しい」。これはありうるか?

ドイツのフリッツ・ストラックという心理学者がこんな実験をしている。

ペンを唇で横向きにくわえさせる(笑顔を強制的につくる)条件と、歯で縦向きにくわえさせる(しかめ面を強制的に作る)条件で同じ漫画を読んでもらう。んで、面白さの評価に違いが出るか検証した。

すると、横向きにペンをくわえた(作り笑顔をした)人のほうが、漫画を愉快に感じたという結果が出たのよ。



笑うことのメリット

免疫力を高める

NK(ナチュラル・キラー)細胞を活性化させる。NK細胞とは、体内をパトロールしてガン細胞やウイルス感染した細胞を攻撃してくれる頼もしいやつらなのだ。


血行促進

思いっきり笑うと深呼吸になるので、体内にたくさん酸素が取り込まれる。すると、血行が良くなり、新陳代謝もアゲアゲになるのだ。


脳の働きを活性化

・意志と理性の中枢である大脳新皮質への血流が増え、脳の働きが活性化する。さらには、記憶をつかさどる海馬の容量がふえ、記憶力がアップする

・脳から出るアルファ波が増え、リラックス効果がある

・脳内物質エンドルフィンの分泌が増え、幸福感が増す。また、快感や意欲に関わるドーパミンや、精神の安定に関わるセロトニンが増え、うつ病の予防・改善になる



自律神経のバランスを整える

自律神経には、活動モードの交感神経とリラックスモードの副交感神経がある。この2つの神経がシーソーのように交互に働くことでバランスを保っている。

だが、ストレスの多い現代社会では交感神経ばかり働き、シーソーがうまくできてないのだ。

笑うと副交感神経が優位に働く。意識的に笑ってシーソーの回数を増やせば、自律神経の切り替えがスムーズになり、バランスが整うのだ。


作り笑いを強制されると悪影響が出る

ペンシルバニア州立大学のアリシア・グランディー博士の調査によると、秘書、客室乗務員、ウェイトレスなどいつも作り笑いを強いられる職業の人は、ほかの職業の人にくらべて、心臓病やガン、高血圧のリスクが2倍以上高いことがわかっている。

だから対人関係のための作り笑いや愛想笑いはやめといたほうが無難だぜ。


まとめ

・笑いには、たくさんの健康的メリットがある
作り笑いにも一定の効果あり
・強制された作り笑いは、病気のリスクを高める

意中のあの子が自分に作り笑いをしてないか確かめたいなら
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